2025-01-14
蕭美琴副総統は11日、台湾の民間企業が主催するデジタル人材向けのキャリアフェアに出席し、「AI(人工知能)が人類のライバルではなくアシスタントとなるよう期待している」、「台湾がAIイノベーションの拠点となり、ひいてはAI時代の人材バンクになるよう期待している」などと語った。(総統府)
蕭美琴副総統は11日、台湾の民間企業が主催するデジタル人材向けのキャリアフェア「2025AI人才高峰会:成為AI時代的領跑者」(台北市松山文創園区)に出席し、「AI(人工知能)が人類のライバルではなくアシスタントとなるよう期待している。AIの急速な変化、成長は世界を変え、新たなビジネスモデル、雇用機会、そして挑戦を生み出している」、「台湾がAIイノベーションの拠点となり、ひいてはAI時代の人材バンクになるよう期待している」などと語った。蕭美琴副総統の発言の概要は以下のとおり。
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台湾は時代の進展に合わせなければならない。政策の主導により、台湾が持つ産業の強みとAI技術を結びつけてAIの産業化を推進しなければならない。これにより、AIが台湾経済の新たな成長のエンジンとなり、産業のAI化を実現して、あらゆる業界が新技術を充分に導入できるようにすることが重要だ。大企業が中小企業を引っ張るだけでなく、中小企業もイノベーションに取り組み、社会全体がその恩恵を受けられるようにする必要がある。
AIが必要なのは産業だけではない。教育分野もAIの進展に対応する必要がある。政府はさまざまな段階に応じて、多種多様なAI学習の道筋を示し、都市と地方の学生が等しくAI学習の機会が得られるようにしている。これにより、デジタル格差を縮小し、さらにはAI人材に対する雇用市場の需要にも応えなければならない。
AI資源を普及させる過程においては、民間の力が非常に重要な役割を果たす。最近自分は、へき地の学校が郷土言語(母語)や先住民族言語の教育にAIを取り入れ、言語の保存や普及、学習に役立てている事例を知り、大変感動した。
AI時代は挑戦であると同時にチャンスでもある。政府は積極的にAI人材の育成に取り組みたい。どの業界でも人材不足が叫ばれているが、AIの支援があれば迅速により多くの人材を育成することができる。これは台湾の産業全体に新たな契機をもたらすだろう。
台湾をAIイノベーションの拠点にし、さらにはAI時代の人材バンクとするために、政府はAI産業関連の教育に資源を投入し、次世代のためにより競争力のある未来を築いていくことを約束する。台湾がAIのパイオニアとなり、あらゆる業界の成長を支えていきたい。
資料來源: 総統府
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